


芽吹きそばとは
「芽吹きそば」の誕生



そばの実は生きています。生きているからこそできるのが「芽吹きそば」です。
長年にわたり、「寒晒し蕎麦」の生産において、毎年違う自然環境ゆえのさまざまな事象を経験してまいりました。
日光の尊くも厳しい冬の気象環境で作る「寒晒し蕎麦」、屋外の寒風の中での乾燥中、思わぬ降雪のため屋内に一時保管した際に、それは発生しました。
取り込んだ蕎麦は、網袋にいれたまま重ねて一晩放置しておいたところ、翌朝、重なっていた部分の蕎麦の実が、次々と薄緑色の芽を出しておりました。屋内であれ、氷点下3℃を計測する環境にも関わらず、蕎麦が発芽時に出す自らのエネルギーによりこのような現象がおきました。
長年にわたり、「寒晒し蕎麦」の生産において、毎年違う自然環境ゆえのさまざまな事象を経験してまいりました。
日光の尊くも厳しい冬の気象環境で作る「寒晒し蕎麦」、屋外の寒風の中での乾燥中、思わぬ降雪のため屋内に一時保管した際に、それは発生しました。
取り込んだ蕎麦は、網袋にいれたまま重ねて一晩放置しておいたところ、翌朝、重なっていた部分の蕎麦の実が、次々と薄緑色の芽を出しておりました。屋内であれ、氷点下3℃を計測する環境にも関わらず、蕎麦が発芽時に出す自らのエネルギーによりこのような現象がおきました。
発芽技術に長けた企業との共同研究により完成

そもそも植物の種子は、一定程度の水分を含むことにより発芽のスイッチがはいります。蕎麦の発芽は早く、ある水分含量に達した後、ほどなく発芽が始まり、酵素が活性化され芽を出す準備を始めます。すなわち、内容成分であるでんぷん、タンパク質は、酵素により種々の糖、アミノ酸が生成され、これらにより独特の香味と旨味が生まれます。
一方で、発芽した蕎麦は、蕎麦粉に製粉し、製麺すると粘り気のない非常につながりにくい性質をもった、蕎麦の製麺としては困った性質に変化します。
蕎麦の出すエネルギーをうまく調節し、美味かつ滋養深い蕎麦のためには、発芽の科学が必要でした。同じく県内の発芽技術に長けた企業との共同研究により完成したのが「芽吹き蕎麦」です。
一方で、発芽した蕎麦は、蕎麦粉に製粉し、製麺すると粘り気のない非常につながりにくい性質をもった、蕎麦の製麺としては困った性質に変化します。
蕎麦の出すエネルギーをうまく調節し、美味かつ滋養深い蕎麦のためには、発芽の科学が必要でした。同じく県内の発芽技術に長けた企業との共同研究により完成したのが「芽吹き蕎麦」です。
「芽吹き蕎麦」にする資格をもった玄蕎麦のみ使用

完成した「芽吹き蕎麦」は、独特の香味、旨味、栄養成分(主にGABA=γアミノ酪酸(ストレス軽減、血圧上昇抑制、中性脂肪低減など多様な効能があるといわれるアミノ酸の一種)を豊富に含む蕎麦に仕上がりました。
蕎麦は自然の農産物です。毎年の気候条件によって出来栄えが変化するのが常です。弊社では、いつも同様の味わいをもった「芽吹き蕎麦」をご賞味いただくため、「芽吹き蕎麦」に生まれ変わらせるに足る品質の玄蕎麦の見極めを行っております。「芽吹き蕎麦」にする資格をもった玄蕎麦のみ使用しております。
蕎麦は自然の農産物です。毎年の気候条件によって出来栄えが変化するのが常です。弊社では、いつも同様の味わいをもった「芽吹き蕎麦」をご賞味いただくため、「芽吹き蕎麦」に生まれ変わらせるに足る品質の玄蕎麦の見極めを行っております。「芽吹き蕎麦」にする資格をもった玄蕎麦のみ使用しております。